靴のつま先の修理に掛かる費用の相場や日頃から気をつける注意点


靴は外出をする時に欠かすことのできない履物で、毎日使用することで消耗して壊れてしまうことも多くあります。万が一お気に入りの靴が壊れてしまった時に、例えお金を払ってでも修復したいと考える人は少なくありません。

そこで今回は、靴が壊れてしまった時の修繕方法や、少しでも寿命を長く伸ばすためのポイントについて紹介します。

靴のつま先の修理の可不可

お気に入りの靴が壊れてしまった時に気になる人も多いのが修理の可不可についてです。これは靴に限ったことではありませんが、どういった物でも修理には一定の基準が設けられていて、この基準を超えた壊れ方をした場合にはプロの手でも修復は不可能となってしまいます。

しかし、靴に関しては壊れ具合にかかわらず原則修理は可能です。ただし、これは履ける程度までの修復を前提とした物で、新品同様の状態に戻すことは難しいと言えます。そのほかにも、ゴルフシューズや野球のスパイクのように靴と金具が一体化しているタイプだと業者によっては断られてしまうこともあるので注意が必要です。

靴のつま先が壊れた時の対処法

靴の履き方や歩き方が十人十色あるように、壊れ方もそれぞれ異なります。その中でも比較的多いとされているのがつま先に穴が空いてしまう症状です。これは、女性のハイヒールのようにつま先に不可が掛かりやすいデザインや、サイズが合っていないことで歩く時に足の指がつま先部分にぶつかってしまうのが原因とされています。

つま先に穴が空いてしまった場合の主な対処法は、大きく分けて専門店に修理に出す、専用の道具を揃えて自分で修復する2種類です。穴の大きさによってはセルフメンテナンスは難しいですが、よく目をこらさなければわからない程度の小さい穴であればどちらを選んでも問題ありません。

中には気にならない程度の穴なら面倒だから直さないという人もいます。しかし、例え小さくても放置をしておけば徐々に穴が広がっていくこともありますし、雨水を始めとした水分はそこから内部に侵入してくるので、放置をせずに早めに直すことが大切です。

専門店に修理に出す時の流れと相場

専門店に靴を修理に出す場合に、頭を悩ませる人も多いのが依頼の方法です。靴の修理は日常生活でそれほど頻繁に利用するものではないので、どういった流れで修理をしてもらうかについて知らないという人も少なくありません。

靴の修理は大きく分けて持ち込みと宅配の2種類から選ぶことができます。持ち込みは文字通り自分でお店に壊れた靴を持って行って修理を依頼する方法です。つま先の修理は靴の壊れ具合や使われている素材によって若干異なりますが、平均10~20分程度の時間で終わります。

そのため、万が一仕事中に履いている靴が壊れてしまった時でも、早急に対処してもらえるのがメリットです。

一方宅配は電話やメールで事前に修理の依頼をして、ダンボールなどの箱に靴を封入して宅配便で送って修理をしてもらう形になります。壊れている靴がたくさんあって持ち込みが困難だったり、自宅の近くに修理を請け負っているお店がないといったケースでも修理ができるのが強みです。

ただし、郵送なので依頼から修繕が終わって手元に届くまでに数日掛かってしまうのが宅配における唯一のデメリットです。

気になる修理に掛かる費用は、靴一足につき平均1000~3000円程度と言われています。良質な素材を使っている値段の高い革靴だと5000円を超えることもあるので事前に確認することが大切です。

靴や草履の修理で、日頃からチェックすべきポイントは?

お店に頼らずに自分の力で修理をする場合の手順

もし専門店にお金を払って修理をしてもらうことに抵抗を感じて自宅でセルフメンテナンスをするのであれば、いくつかの道具を揃えなくてはいけません。まず基本となるのがアドベースです。アドベースとは詰め物のことで、空いてしまった穴を埋めるために使用します。

アドベースはディスカウントストアーなどで数百円程度で購入が可能です。とはいえ、アドベースは色が白なので、白い靴以外に使用をしてしまうと不自然な仕上がりになってしまうのは避けられません。そこで必要となるのがアドベースに色を付ける薬剤のアドカラーです。

アドカラーは絵の具のように様々な色が販売されているので、自分の靴に合った色を購入して仕上がりに違和感がでないようにしっかり混ぜ合わせます。しっかりと色が混ぜあったら絵筆などを使って穴に塗りこんで最後にやすり掛けをすれば完成です。

全ての道具を揃えるとトータルの費用は1000~2000円程度は掛かるので、お店に修理に出した時の費用とそれほど変わりません。

しかし、これらの道具は一度用意すれば繰り返し使えるので自宅に壊れた靴が何足かある人は結果的に費用を抑えることができます。

古くなったリーガルの靴は修理に出せば蘇る!

お気に入りの靴を少しでも長く履くためのポイント

靴の消耗は履き方や歩き方によって大きく変わります。特につま先部分が歩く度に地面に接触して摩擦を起こしてしまうため、消耗しやすいのは否めません。そこで重要となるのが歩き方です。男性ならではの特徴と言われるがに股の歩行はかかと部分を、女性に比較的多い内股歩行は内側部分が消耗しやすいと言われています。

そしてつま先部分の消耗が激しくなるのが足の先端に体重を掛けて歩く前傾姿勢のタイプです。歩行は足を着く時にかかと全体を地面に着地させて指の付け根で蹴り出すイメージが理想的とされています。お気に入りの靴の消耗を減らして寿命を延ばすためにも、正しい歩行を身に付けることが大切です。

こまめなお手入れを忘れない

靴の寿命を伸ばすには、前述した歩き方だけでなく、日頃のメンテナンスも重要です。靴に使われている素材によって保管に適した場所やメンテナンスの方法が異なります。数ある靴の中でも特に難しいとされるのが革製品です。

革靴は埃やゴミの付着によって劣化してしまうこともあるので、外出で使用をした時は帰宅と同時にブラッシングをすることが大切になります。とはいえ、一口にブラシと言っても種類によって特徴が異なることから、シチュエーションに合わせて使い分けるのがポイントです。

簡単な埃を落とす程度であれば馬毛のブラシで問題ありません。革製品のメンテナンスでクリームを使用した時は、豚毛のブラシが靴全体に満遍なく塗って余ったクリームを落とすのに最適です。ブラッシングは傷や磨耗をさせないように、縫い目やシワに沿って行うのが基本になります。

関連(修理靴) > http://www.kutsusenka.com/service/shoe-repair/